Oct
222024
鹿島舗道工業の災害対応をご紹介します。
台風が市内を直撃し、大量の倒木が道路を塞いだ際に迅速に対応しました。札幌市内のチェーンソーが不足する中、一晩中作業を続け、木を切り、積み込み、指定場所へ運搬しました。その結果、市民の皆さんが朝の通勤を始める前に道路を再開通させることができました。
深夜に大雨が降り、南区で土砂流失や河川の洗掘により道路が寸断されました。私たちは朝4時から3班に分かれ、道路清掃や土のう積みを一日中実施。特にひどいエリアでは、濁流が流れ続け車も押し流される中、水の流れを変え、下水管を横断させて砂利を敷き、急造の人道橋を作りました。作業は深夜1時に完了し、地域の方々が安全に渡れるようにしました。
胆振東部地震で札幌も多くの被害を受けました。当社は特に豊平区月寒東エリアの対応に尽力しました。この地域では埋め立て火山灰エリアの隆起と陥没により、マンホールの変形や本管の連続脱落が発生。下水が流れない状況に対し、応急処置として手持ちの材料で下水が流れるよう修復作業を行い、1週間程度かけて対応しました。
大雨、台風、地震などの災害を想定し、南区災害防止協力会の一員として毎年9月1日に全市防災訓練を実施しています。また、それとは別に南区土木センターと合同で、土のう作りや重機による倒木裁断などのより実践的な訓練を含んだ防災訓練を実施しております。